期日を守れない新人
仕事の期日を守れていない。
「月曜日の夕会でやれるって言ったじゃん」
「土曜日出勤してリカバリするって言ったよね」
「そんなにタスク残ってたらできるわけないじゃん」
そもそも、守れる期日でなかった。
期日を守るのが自分の仕事なのだとしたら、
守れる期日を言い渡すのが上司の役目ではないだろうか。
しかし、その期日は普通の人ができるスケジュールで設定される。それを守れないということは、自分が凡人よりも仕事ができないということではなかろうか。
努力はしている。
1週間でやらなければならないと言われたある画面の基本設計だって、初めての取り組みだった。わからないなりに自分で他の資料を見て、考えて、進めた。確かに、何が仕事の全量で、どこまでやればいいのか最初に確認しなかった自分の進め方がいけていなかったと思う。上司の設計不備を自分でハンドリングして煮詰めたために、時間が足りなくなった。少しくらいはその努力を認めてくれても良いのではないかと思うが、この考え方が甘いのだろうか。
設計と実装を両方任されたが、難しさを感じることはなかった。
むしろ、時間に対してシビアに進めることができないことが原因で今回怒られてしまった。
決まっていない仕様を具体的に決めるという仕事は関係者を巻き込んでやる必要がある。議論の経緯を拾い、現状でている話はどうで、自分はどういった設計にした方が良いと思うかを上司にすり合わせる。自分のたたき台をもとに、決めて行くのだ。そのためには資料があるとわかりやすい。
自分なりに責任を持って仕事を拾いながら行なった結果、スケジュールに遅延が発生して怒られている。
しかし、考えてもみてほしい。
今まで、先に進めることを重視して、詳細の仕様を決めないまま来たために今ここでも延々と開発をやっているのではないだろうか。
自分の担当する画面の詳細な仕様を自分が決めようとする行いが間違っていたのであれば、申し訳がない。